BODE AW20 COLLECTION_______1

ついに到着しましたよー。
当初のデリバリースケジュールから遅れる事3ヶ月位ですかね。AW20コレクションですが、SS21だと思ってください。笑

【BODE NY】

ニューヨークを拠点とするデザイナーEmily Bode。彼女の名前にちなんだブランドBode は、多種多様な古風かつユニークなテキスタイルを、クラシカルで一際目をひくワークウェアのシルエットに仕立て上げています。哲学とメンズウェアデザイン学の二つの学位を持つBodeは、2016 年のブランド設立後、一年も経たずにメンズのニューヨークファッションウィークでコレクションを発表した初の女性メンズウェアデザイナーとなりました。Bode は在学中から、世界中の歴史ある珍しい生地を探したり、加工したりする技術を磨き、最終的には仕立て直しを手がけるまでになりました。そんな彼女が生み出すコレクションは、100年以上前に作られたテーブルクロス、麻袋、ヴィクトリアンスタイルのベッドシーツなど、様々な生地を元に、ひとつひとつ愛情を込めて作られています。こうした歴史を感じさせる模様や生地への愛情は、Bode がマサチューセッツとアトランタで過ごした少女時代のバカンスが原点となって育まれたものです。

BODEが製作するプロダクトは、日本のトレンドとは異なります。
サイズ感もそこまで大きくないですし無地のアイテムや合わせやすいアイテムは多くはありあせん。主観ですがBODEの服は、“着てやろう精神”の血が騒ぐアイテムが多く、サイズや合わせやすさは二の次。感覚的に良いなと思ったら袖を通しています。
ここまで響くのは、彼女たちが提案するユニークなテキスタイルやハンドワークに依るところが大きいです。
〝古い物〟に対してリスペクトをし自分達の解釈で新しいものを創り出す。最高です。本当にカッコ良い。(ファッション的にもカッコ良い。)
古着好きは勿論、そうでない人も一見の価値ありです。体感していただきたい。四の五の言ってもあれなんでとりあえず、見に来てください。

【EVERGREEN TWILL FRONT TAB W/ PENNANTS】
Green
L /XL size
¥175,000(EX-TAX)
ONLINE PAGE

BODEはザ・ウールマーク・カンパニー（THE WOOLMARK COMPANY）が主催する「2020 インターナショナル・ウールマークプライズ（IWP）」イノベーション部門のカール・ラガーフェルド賞に選出されており、一部のアイテムはウールマークの背景で生産。
その証明としてウールマークのタグがついています。
素材はメリノウール100%でツイル生地。表地は非常に柔らかく着心地は抜群。裏地のBemberg(ベンベルグ)も相まって半袖でも着たくなります。半袖で試着したお客様は、気持ち良!!!と絶叫してました。笑

※【Bemberg(ベンベルグ)】
素肌や表地素材との摩擦係数がとても小さい裏地。袖を通した時、他の素材との格段に異なります。
肌触りもやさしく滑らか。体の動きを拘束しにくく快適な着心地です。滑りが良い為動きに伴うパサパサという摩擦音も気になりません。
また、土に埋めると分解されて土に還ることからエコロジー素材としても注目されています。

サイズはL/XL。着丈の長さや身幅のバランスも良く、リックス感を感じれます。提案としては、インナーは柄シャツ、そして襟立て必須です。
ミニチュアペナントのアップリケも絶妙で、数と配置は文句なし。ちょっと控えめなのも好感が持てます。

【FARM SOUVENIR JACKET】
Black Multi
L /XL size
¥170,000(EX-TAX)
ONLINE PAGE

こちらもウールマークの背景で生産し、ファインメリノウールを使用。グリーンのジャケットに比べるとシャギー感を感じます。
ソフトメルトンの様なテクスチャーでこちらも着心地は抜群です。(グリーンのジャケットに比べるとサイズがややコンパクト。本当に少しだけですが。)

今期のBODEの中では一番目についたアイテム。通称“羊ジャケット”。40年代から50年代のメキシコのスーベニアジャケットから着想を得ています。端の処理(ブランケットステッチみたいなやつ)も最高です。このディテールで全体の雰囲気をグッと引き締めています。
フロントの羊のアップリケやバックサイドの刺繍等、ノスタルジックな印象を受けるが配置やシルエット、様々なディテールからスタイリッシュな印象に。この構築されたバランスは圧巻の一言。羊最高です。