いろんなブランドが入荷しているのですが、〝style〟のアップが間に合っていません。
すいません。
確実に(ゆっくりですが。)アップしていきますのでお付き合い願います。
【 BEAUGAN (ボーガン)】
Christopher HancyとMiko Okamura Hancyによる日本を拠点とするレーベル。2017年4月にBEAUGANを立ちあげます。
Christopher Hancyはオーストラリアで法律と美術を学んだのち、故郷を離れアントワープの王立芸術アカデミーへ。デザイナーのウォルター・ヴァン・ベイレンドンクのもとでファッションデザインを学ぶ。
彼らのコレクションは、自然界の美しさと、手作業で衣服を作り、染色するという昔ながらのプロセスに焦点を当てています。
クラシックな作業服と仕立てから引き出されたボーガンは、伝統的な手工芸技術を使用して少数で作られた、特別に織られた自然な生地でリラックスしたシルエットを生み出します。
ルック一部抜粋です。
当店では、オリジナルの素材〝MASK〟とBeauganの定番〝泥染〟の2素材でジャケットとパンツをオーダー。(MASK素材のパンツは大人の事情で未入荷です。)ジャケットは、SS21のインラインではなくAW20で製作していたワークジャケット。AW20のタイプの方が着丈が長く、少しゆるく見えるでしょうか。デザイナー曰く世界でFayeだけの取り扱いみたいです。
泥染のジャケットとパンツは早々に売れてしまったので、MASK素材のジャケットのみの紹介です。
【BEWJ1】
Ivory×Mahogany
size 3
¥160,000(EX-TAX)
ONLINE PAGE
【金継ぎ】
金を使って壊れた陶磁器、ガラス製品などを修復するための技法のことを言います。
昨今、物が溢れており、陶磁器やガラス製品が割れたときには「廃棄して新たな物を購入する」という考え方が一般的です。昔は、物が少なく「割れた物を修復し、もう一度使う」という考え方が一般的でした。
この概念を生地として表現したい。ここからスタートした〝MASK〟。
スイス軍のヴィンテージパンツから着想を得ており研究に研究を重ね、再現する事ができました。この白ベージュのような生地は白系茶系の4色の糸を使用。着古して擦れていくごとに、茶色が出てきます。
色のインスピレーションは、ナイジェリアのイボ族のアンティークマス
燻した木製のマスクの上に特有の白い顔料を施している物があるのですが、経年変化で材料の燻した木の濃い茶が見えてくる事があります。それをBEAUGANらしく表現。唯一無二の仕上がりになっています。
余談ですが、デザイナーのクリス氏は無類のマスク好き。
Fayeを知ったのも僕がInstagramにポストしていたマスクのお面がきっかけ。過去のコレクションでもマスクを使用しています。(メチャクチャ、カッコ良いマスク持っています。)
以上がご紹介になります。
泥染はAW21でもオーダーしているので、その時にご説明させていただきます。
MASKのジャケットは、言語化するだけでも中々のクリエーションですが、実物のオーラはもっと凄い。迫力が違います。
形はシンプルながらも、力強い逸品。
BEAUGANの在庫はこの1型のみですが、ブランドのアイデンティティは伝わると思います。
あるインタビューでデザイナーのクリス氏は語っています。
「私の思い描くイメージは、洋服を発掘し、決して風化させないようにする考古学者に近いと思います。その洋服は、実際に古風でありながら、新しく、現代的でもあります」
洋服を通して、歴史を紐解くだけではなく自分達の概念をしっかり反映しています。
正にストイック。
最後の一言はいつもの言葉で。
「一度は試着していただきたい逸品です。」
Faye
Email / info@faye-eyaf.com
TEL / 03-4296-3708
Web / faye-eyaf.com
Online Store / https://store.faye-eyaf.com/
Instagram / https://www.instagram.com/faye_project/
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